アソブロ!

ボードゲームの魅力を伝えるグループ「アソビアソート」公式ブログ。中道裕大(放課後さいころ倶楽部)、だてあずみ。(Labガールズ/GoccoGames)、佐藤 純一 (ボードゲーム作家)、矢野 由布子 (YACO PRODUCTS)がさまざまな情報をお届けします。

【じゅん】遊べるゲーム紹介:チャオチャオ..!(8月29日 Holiday Game Cafe Vol.02)

皆様こんにちは! アソビアソートメンバーの佐藤純一です。

8/29にホリデーゲームカフェで遊べるゲームを選びました。

前回紹介した「ウミガメの島」のほか、これらのゲーム(プラスあといくつか)を持って行く予定です。

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前回もちょっと書いたのですが、自分の持って行くゲームにはちょっとした独自の基準を設けました。マニアックな、ほんのちょっとしたコダワリなのですが…。

f:id:asobiassort:20150819204542j:plainん・・・?

f:id:asobiassort:20150819204853j:plain??

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f:id:asobiassort:20150819204957j:plain・・・!

f:id:asobiassort:20150819204935j:plain!!

 お気づきでしょうか…。

そう、全部アレックス ランドルフ先生というゲームデザイナーさんが創ったゲームなんです! 正直ゲームの作者がだれかなんて、これっぽっちも知らなくてもOK!!  誰もが気軽に楽しめるのですが、とにかく彼の創ったゲームはシンプルで、分かりやすくて、その癖それぞれのゲームに独特の味わいがあって、何よりメチャ楽しい!アナログゲームに最近触れた、という人にもオススメ出来るゲームばかりなのです。

今日はその中で「チャオチャオ!」を紹介したいと思います。

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ジャングルに架かる吊り橋を模した箱が、とても可愛らしいですね。これもウミガメの島とおなじように、いわゆる「すごろく型」の簡単なゲームです。スタートからゴールまでのマス目は、たったの9つ!

チャオチャオでは、自分の色の駒を3つ、スタートからゴールに運んだら勝ちという、これまたシンプルの塊みたいなゲームなのです。

しかし…! 前回紹介したウミガメの島もそうでしたが、それだけで終らないのがドイツゲーム。ウミガメの島では、いくつか簡単なルールを足す事によって、簡単なすごろくがリスク管理と駆引きのゲームに変わりました。

では、このチャオチャオにはどんな秘密があるんでしょうか。

もう一度写真を見てみましょう。

 

f:id:asobiassort:20150819213859j:plain・・・?!

f:id:asobiassort:20150819214008j:plainな、なんだこの奇妙なサイコロはッ…!(大げさ

 

そう、このゲームでは1、2、3、4、×、× という6つの目が描かれた特殊なサイコロを細長い壷の中に振って、出た目のぶんだけ駒を進めます。

 「じゃあ、×って…」と思いませんか?

なんとこのゲームでは、出た目が自己申告性で、嘘をついても良いです。そして×が出たら絶対に嘘をつかないといけないのです。

「な、なんだって…!」と皆思いましたよね! (僕は思いました!)

でも、嘘が他の人に見抜かれたら、この時、皆に「チャオチャオ〜(バイバイ)」と言われ、自分の駒は吊り橋から谷底へ真っさかさまです。。

 

f:id:asobiassort:20150819220742j:plain「いやー2がでちゃったなー」の図。絶対にバレてはいけない。(※この後谷底に落下しました)

 

このルールひとつで、シンプルなすごろくが欺瞞と疑心暗鬼のゲームに早変わり。僕の大好きなゲームのひとつです。

 

8/29のホリデーゲームカフェには、他にもオススメのゲームをたくさん用意して皆様をおまちしております!

 

予約はこちらからどうぞ!

asobiassort.tumblr.com

 

 

f:id:asobiassort:20150811101856p:plainwriter:佐藤純一(Junias<ユニアス>